【ポケモンSV】マイナーポケ好き必見!ヨクバリスが物理受けとして意外と強い2つの理由。

SV マイナー育成論
SV マイナー育成論

先日、今シーズンで猛威を振るっている第9世代の準伝説である災厄ポケモンの対策としてハリテヤマとシャワーズをお勧めいたしました。

実はここに至る前にいろいろなポケモンを試していて、その中で1匹マイナーで、対物理アタッカーに強く出ることができ、最近流行のパオジアンにもめっぽう強いポケモンを発見していました。

それは、ずばりヨクバリスです!

本記事では、

  • ヨクバリスの概要
  • ヨクバリスが物理アタッカー、特に流行りのパオジアンに強い理由と立ち回り方

を備忘録として残しておきます。

種族値の情報はポケモン徹底攻略様ダメージ計算はGame8様を参考にさせていただいております。

ヨクバリスの概要

よくばりポケモン「ヨクバリス」とは

ヨクバリス(分類:よくばりポケモン)

タイプ:ノーマル

特性ほおぶくろ(自分の持っているきのみを食べると、本来の効果に加えて最大HPの1/3回復。)

夢特性:くいしんぼう(HPが半分以下になった時に通常より早くきのみを食べることができる)

種族値:攻撃(A)95, 防御(B)95, 特攻(C)55, 特防 (D)75, HP(H)120, 素早さ(S)20

ヨクバリスは第8世代(剣盾)時代に初登場したポケモンです。

第1世代で言う「コラッタ」と同じポジションで、剣盾でもSVでも超序盤から進化前のホシガリスは登場しますね。

ホシガリスは結構かわいらしい見た目をしているので、私が初めて見たときは「さぞかしかわいい進化系になるんだろうな」と思っていたのですが、実際進化してヨクバリスを見た時の感想は

しん
しん

あれ、思ってたのと違う…。

でした(笑)

「ぶさかわ」という単語がよく似合う見た目ですよね(笑)

特性は2つありますが、対戦で使うなら「ほおぶくろ」一択だと思います。(戦い方は後述)

種族値はHPが非常に高く、加えてBぼうぎょが高いことから物理受けとしての性能が高いと考えられます。

また、Aこうげきも95と意外と高いです。

この攻撃数値、実はアタッカーで起用されやすいミミッキュやルチャブルとかよりも高いです。

しかし、ランクバトルの使用率ランキングは圏外です。。

何度か「はらだいこ」型ヨクバリスを見かけたことがあるのですが、今回は物理受けヨクバリスについての備忘録になりますので、どうして物理アタッカーには滅法強いのかについて書いていきたいと思います。

ヨクバリスが物理アタッカーに強い理由

物理耐久の高さと特性「ほおぶくろ」

上述の通り物理耐久が高いです。

どのくらい高いか、よく見る物理アタッカーからの被ダメージを見てみましょう。

Aこうげき特化物理アタッカー vs HBHP・ぼうぎょ特化ヨクバリス
  • こだわりはちまき(Aこうげき1.5倍)+ノーマルテラスカイリュー「しんそく」:確定3発
  • こだわりはちまき(Aこうげき1.5倍)+鋼テラス ハッサム「バレットパンチ」:確定3発
  • テツノカイナ「インファイト」:確定2発
  • いのちのたま(ACこうげき・とくこう 1.5倍)パオジアン「せいなるつるぎ」:確定2発
  • ドラゴンテラス セグレイブ「きょとんとつげき」:確定2発

上述のポケモンは環境でトップクラスに使用されている高火力の物理アタッカーで、大抵のポケモンは1発で落とされてしまうほど強いポケモン達です。

そんなポケモン達に対しても確定で耐えることができるほど物理耐久はカッチカチです。

さらに、特性「ほおぶくろ」により、仮にオボンのみを持たせていた場合は

半分以上HPが減った際に4分の1回復+ほおぶくろによりさらに3分の1回復

のため、体力が満タンに近いくらい回復し、さらにもう1度攻撃を受けることができます。

左下のゲージに注目。ステルスロック+はちまき「しんそく」で削られてしまったヨクバリス。

オボンのみで1度ここまで回復した後…

特性「ほおぶくろ」が発動し…

体力が満タンになりました。

火力不足を補う「いかりのまえば」と「カウンター」

上述の通り意外と攻撃力は高いのですが、努力値を振らなければ今の環境だと火力不足になってしまいます。

そこでヨクバリスが覚える技で強いなぁと思うのが「いかりのまえば」と「カウンター」です。

いかりのまえば」は相手のHPを半分削る効果があります。耐久が高いポケモンに対しても大きく削りを入れられるのが大きなポイントです。

カウンター」は受けた物理攻撃のダメージの2倍を相手に返すという技なので、対物理アタッカーとして大きな役割があります。

しん
しん

先日テツノカイナ(格闘・電気タイプ)との対面があったのですが、その際ドレインパンチを打たれた後にカウンター決めたときの画像です。

今、悪タイプの災厄ポケモンが環境に大量に出回っていることから、その対策として格闘タイプが増えている気がします。

自身のパーティによっては格闘タイプを相手することも多くなっています。

ヨクバリスは上述の被ダメージ計算でもわかるように、効果抜群の格闘技を受けても1発は耐えるポテンシャルがあるので、格闘技を受けてからその反撃のカウンターで1撃という展開も少なくありません。

両方ゴーストタイプには通らない技なので、ゴーストタイプが相手の手持ちにいる場合は他のポケモンで相手をするようにしましょう。

ヨクバリスの型(対物理受け)案

私がよく使っているのは下記の型です。

調整HBHP・ぼうぎょ特化(ずぶとい性格の補正)

特性:ほおぶくろ

持ち物:オボンのみ

技構成:カウンター、いかりのまえば、ボディプレス、かみくだく

ボディプレスは、自身攻撃力ではなく防御力で威力が反映される技ですが、これはヨクバリスの高い防御力を活かしており、かつ環境に蔓延している災厄ポケモン対策としても使えます。

かみくだくはゴーストタイプへの打点として持っています。

しん
しん

かみくだくは火力が低いですが、こちらがボディプレスを打った後に相手がゴーストタイプポケモンに引いてくる読みで打ったりすることで相手に削りを入れることもできます。

まとめ

対戦環境では全く見ないに等しいマイナーポケモン「ヨクバリス」ですが、環境に大量にいる物理アタッカーに勝てるということを知っていただけたと思います。

攻撃を受けたときに尻尾から木の実が落ちてくるのもかわいいので、是非ご興味があれば使ってみてください!

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