【ポケモンSV】~ヒスイゾロアを意地でも対戦で使う~ 新技「ほうふく」で伝説ポケモンを狩るヒスイゾロアをご紹介

SV マイナー育成論
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ポケモンホーム解禁に伴い、ヒスイ地方(レジェンズアルセウス)や過去作の伝説のポケモンもSVに入ってこれるようになりましたね。

現在カジュアルバトルは準伝説、禁止伝説ポケモンの巣窟になっています。

しん
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剣盾末期のランクバトルを思い出します…。

個人的にはヒスイ地方のポケモンのデザインがすごく好みで、来月からのランクバトルで使用できるのをすごく楽しみにしております。

中でも1番好みなのはヒスイ地方のゾロア(以下ヒスイゾロア)です。

このちまっとした感じと、麻呂眉がめちゃくちゃ可愛い!!😍雪景色にとても似合う色合いも素敵です。

進化先のヒスイゾロアークも、おどろおどろしい感じがあってかっこいいので、お気に入りです。

ヒスイのゾロアーク、可愛い見た目から一転、昔話に出てきそうな狐っぽくて好きです。

ヒスイゾロアは進化前のポケモンで種族値が低いので、対戦では使いにくいのでは?

と感じる方が多いとは思います。

しかし私はどうしても対戦でヒスイ地方のゾロアを使いたい!

ということで、今回はヒスイゾロアをどのようにして対戦で活かせるかの備忘録を残しておきます。

この記事はこんな方々におすすめ
  • ヒスイゾロアを対戦で使ってみたい方!
  • 進化前のポケモンを対戦で活かす事例を知りたい方!

ヒスイゾロアの概要

タイプ・種族値・特性

ヒスイゾロアの概要

タイプ:ノーマル・ゴースト

種族値:攻撃(A)60, 防御(B)40, 特攻(C)85, 特防 (D)40, HP(H)35, 素早さ(S)70

特性:イリュージョン(手持ちの最後のポケモンに化けて場に出る。相手視点では化けたポケモンの名前・姿が映っている状態になる。しかしタイプや特性に変化はなく、ダメージを受けると元に姿に戻る。)

ノーマル・ゴーストというタイプはヒスイゾロア、ヒスイゾロアークのみの複合タイプで、弱点は悪技1つだけ、ノーマル・格闘・ゴーストタイプの技が無効という優れたタイプです。

これまでコノヨザルやマーシャドーが持つ「格闘・ゴースト」の複合タイプが、両タイプを半減で受けられるタイプが存在しないということから強いと言われていましたが、ヒスイゾロア系統は格闘・ゴーストの両方を無効化することができる唯一無二のタイプとなりました。


種族値は、進化前にしては高いCSとくこう・すばやさを誇ります。

特性イリュージョンはゾロア系統のみの特性です。

通常のゾロアークだと、手持ちのポケモンに化けて相手を騙し、こだわりスカーフをトリックで押し付けたり奇襲をかけるといった戦法が多いかなと思います。

覚えられる技

覚えられる技分類
基本ひっかく物理
基本にらみつける変化
Lv.4いちゃもん変化
Lv.8つめとぎ変化
Lv.12かげうち物理
Lv.16のろい変化
Lv.20ちょうはつ変化
Lv.24はたきおとす物理
Lv.28うらみ変化
Lv.32こうそくいどう変化
Lv.36シャドーボール特殊
Lv.40うらみつらみ特殊
Lv.44わるだくみ変化
Lv.48イカサマ物理
マシン01とっしん物理
マシン03うそなき変化
マシン04こうそくいどう変化
マシン07まもる変化
マシン17あやしいひかり変化
マシン18どろぼう物理
マシン25からげんき物理
マシン29たたりめ特殊
マシン30バークアウト特殊
マシン32スピードスター物理
マシン34こごえるかぜ特殊
マシン42ナイトヘッド特殊
マシン43なげつける物理
マシン47こらえる変化
マシン50あまごい変化
マシン52ゆきげしき変化
マシン55あなをほる物理
マシン60とんぼがえり物理
マシン61シャドークロー物理
マシン62イカサマ物理
マシン70ねごと変化
マシン85ねむる変化
マシン87ちょうはつ変化
マシン92ふういん変化
マシン94あくのはどう特殊
マシン103みがわり変化
マシン107おにび変化
マシン109トリック変化
マシン114シャドーボール特殊
マシン129めいそう変化
マシン140わるだくみ変化
マシン148ヘドロばくだん特殊
マシン151ゴーストダイブ物理
マシン152ギガインパクト物理
マシン163はかいこうせん特殊
マシン171テラバースト特殊
タマゴ技
遺伝みきり変化
遺伝おきみやげ変化
遺伝じんつうりき特殊
遺伝ほうふく物理
ポケモン徹底攻略様を参考にさせていただいております。
特徴
  • うらみつらみ」はヒスイゾロア系統しか覚えない専用のゴーストタイプ技。威力75で命中率100かつ確定で相手のAを一段階下げる効果があるのが強いです!
  • 覚えられる変化技が多様です。ランクバトルでもよく見るちょうはつ・おきみやげ、ゴーストタイプだと効果が変わるのろいもありますし、通常ゾロアが覚えられないおにびも使えます。
  • ほうふく」という、そのターンに最後に受けた攻撃を1.5倍にして相手に返すという今作から登場した新技を覚えます。

私が特に着目したのは上述の「ほうふく」です。

しん
しん

早速ほうふくを活かしたヒスイゾロアの戦い方をご紹介します!

ヒスイゾロアで相手に報復する戦い方

対戦で使った型

努力値は、ほうふくのダメージを最大化するためにHPぶっぱ、かげうちのダメージ最大化のためAぶっぱとしています。

ほうふくが今回の肝です。

ほうふくの効果はメタルバーストと同じく、そのターンに最後に受けた攻撃を1.5倍にして相手に返すという技です。

カウンターやミラーコートと違い必ず後攻にはならないので、素早さが高いポケモンが使用すると失敗しやすいです。

ほうふくを成功させるには、相手より素早さが遅い必要があります。

そのため、性格は素早さに加工補正が入るようにし、またほうふくで与えるダメージ量を少しでも増やせるように、BDの個体値は銀の王冠などは一切使わず、低いままにしています。

しん
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こだわるならBDSぼうぎょ・とくぼう・すばやさ個体値は「ダメかも」(一番低い個体値)がお勧めです。

筆者はたまたま持っていたゾロアの個体値が全部「まあまあ(ダメかもより1段階個体値が上)」だったため、「ぎんのおうかん」を使用し、HPとAこうげきをきたえた状態にしました。

Cとくこうはもともとうらみつらみを使用していたので鍛えた状態になっています)

のろいは相手のポケモンの火力が低く耐久力があるような型だった場合に打ちます。

立ち回り

基本初手で投げます。初手投げだと変身している状態なので、上の画像のように見た目は手持ちの3体目のポケモンになっています(かつこの画像のケースだと、相手視点ではゾロアではなく「シャワーズ」と表示されています)。

初手で投げず控えに置いておくと、ステルスロックやまきびしをまかれた場合しんどいです。

化けるなら攻撃を誘うポケモンがいいです。

例えばさっさと倒さないと後々大変になる高火力アタッカーなどです。

受けポケモンに化けると挑発を誘いやすくなってしまうので、タイミング見て呪うことができなくなります。

相手がゾロアより早いアタッカーよりのポケモンを選出していた場合、脳筋でほうふくを打ちます。

ほうふくした際に相手のHPが少し残った場合にはかげうちで処理します。

これはゾロアより素早いキラフラルとの初手対面です。攻撃されタスキ発動(残りHP1)まで削れました
タスキまで削れたので、ほうふくで141×1.5の210ダメージを相手に返します。
しん
しん

ヒスイゾロアのHP実数値は最大142、きあいのタスキ発動までHPが減った場合は141、それの1.5倍の210を相手に返せるのは、わりと大ダメージだと思います。

1ターンで相手のキラフラルにきあいのタスキ発動までダメージを与えました。
きあいのタスキで耐えられてしまったので、かげうちで先制攻撃。
相手のキラフラルを倒せました。

ゾロアより遅いポケモンが出てきた場合ははたきおとすで持ち物をはたき、ついでに型を判別します。

手持ち3体目にパーモット(レオン)を入れていた対戦。ドータクンはゾロアより遅く、補助技を打ってくる可能性が高いポケモンだったので、持ち物班別のためにもはたきおとすを選択しました。

ほうふくを選んだものの相手が積み技を選択していた場合には、次のターンにはたきおとすまたはのろいをしてさっさと自主退場、またはほうふくを連打して相手が攻撃してくるのを待ちます。

質問
質問

タスキ発動までダメージを受けた際に、ほうふくでヒスイゾロアが一撃で倒せるポケモンは

しん
しん

相手がHPに最大まで努力値を振っていると想定した場合、103族までは一撃で倒せます

SV内定ポケモンでHP種族値103族はスカタンクのみでイメージしにくいと思うのですが、実は伝説のポケモンのHP種族値も100族が多いのです。

  • 100族伝説ポケモン例:ミライドン、コライドン、グラードン、カイオーガ、ディアルガ
  • 100族ランクバトルでよく見かけるポケモン:イルカマン、ドドゲザン、マリルリなど

こう見てみると、種族値が低いヒスイゾロアでも報復することで一等級のポケモンを倒せることがわかりますね!

👇ヒスイゾロアの報復で倒れていく伝説級ポケモン

報復ヒスイゾロアが苦手な対面

①状態異常や補助技でじわじわと削ってくるポケモン

大きなダメージを一度受けて相手に返すのがこの型のテーマなので、威力の低いバインド技や毒で体力を削ってくるようなポケモンは苦手です。

どうしてもこれが気になる場合は技構成にちょうはつを入れた方が良いかもしれないですね!

②みがわり

先手で相手にみがわりを張られてしまうとどうしようもないことがあります。

ヒスイゾロアのAも決して高いわけではないので、仮にかげうちやはたきおとすを打ってもみがわりが割れないことがある点は要注意です。

みがわりを貫通するのろいを打って自主退場をするか、相手が攻撃を打ってくるまでほうふくを選択することで一応対策もできます。

ヒスイゾロアークとの差別化は?

ヒスイゾロアークも、それならではの動きができて魅力的なポケモンです。

ヒスイゾロアークの考えられる型
  1. こだわり系アイテムをトリックして相手の動きを封じ込める型
  2. 別のポケモンに化けた状態で相手の攻撃をすかし、おにびやうらみつらみで相手のAこうげきを下げつつ後続のサポートをする型

今回紹介したほうふく型だと、ヒスイゾロアの方が耐久ペラペラで、被ダメージが大きくなることにより、ほうふくの威力が高くなるというアドバンテージがあります

ヒスイゾロアークの方がHP種族値は高いですが、そのぶん耐久力もヒスイゾロアより高くなるので、反撃時に返せるダメージが少なくなってしまう可能性もあります。

また、ヒスイゾロアークはS110と全ポケモン中でも高い方なので、後攻でないと成功しないほうふくは決まりにくくなります

このような特徴を活かしながらそれぞれの戦い方ができると1番いいですね!

まとめ

ヒスイゾロアは進化前のポケモンですが、覚えさせる技や立ち回りで相手を1体持っていけるポテンシャルがあるということがわかっていただけたかと思います!

まだ今のシーズンではヒスイ地方のポケモンを使えませんが、来月からヒスイゾロアをお試しで使ってみてください♪

おやすみ中のヒスイゾロアは最高の癒しです。

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