ネッコアラというポケモンをご存知でしょうか。
ネッコアラは、サンムーン時代に初登場したノーマルタイプのポケモンです。
ポケモンシリーズでは初となる、コアラをモデルにしたポケモンです。
画像ではわかりにくいですが、連れ歩きでは横向きでゴロゴロ転がるのが可愛いです!
ネッコアラは前から好きなポケモンだったのですが、剣盾では登場せず、今作で復活いたしました。
ネッコアラを今作SVで活躍させてあげられる方法はないかなと、種族値配分や覚える技を見ていたら、意外と
特殊アタッカー受けとして強く出られそうだな・・・
と感じました。
今物理アタッカーが多めな環境ではありますが、相変わらず強い特殊アタッカーのハバタクカミやテツノツツミ、サーフゴーは環境にはびこっていますし、ハバタクカミをカモにするためにヒードランを採用しているパーティもよく見かけます。
そのような特殊アタッカーをカモにしてネッコアラは活躍できます!
今回は特殊攻撃を受けつつ、反撃を繰り出すことができるネッコアラの型を紹介できればと思います。
ネッコアラの概要
物理耐久方面はペラペラなのですが、意外と高い攻撃力、特殊防御力を持ち合わせています。
ネッコアラ固有の特性ぜったいねむりは常に眠り状態なので状態異常にならず、寝たまま攻撃ができるという効果です。
どくびしの効果も受けませんし、きのこのほうしを打たれても既に寝てる状態ということで効果なしになります。
また、常に眠っているということで、ねごとを常に打つことができます。
サンムーン時代ではねごと・とっておき(威力140ですべての技を使った後にしか使えない技)の2つの技しか持たないロマン型もあったようです。
また、ノーマルタイプならではの広い技範囲が特徴です。
レベル・技マシン | 技名 |
基本 | まるくなる |
基本 | ころがる |
Lv.6 | たくわえる |
Lv.6 | はきだす |
Lv.6 | のみこむ |
Lv.11 | こうそくスピン |
Lv.16 | あくび |
Lv.21 | たたきつける |
Lv.26 | じたばた |
Lv.31 | ふいうち |
Lv.36 | じこあんじ |
Lv.41 | ウッドハンマー |
Lv.46 | あばれる |
マシン01 | とっしん |
マシン02 | あまえる |
マシン07 | まもる |
マシン12 | けたぐり |
マシン14 | アクロバット |
マシン18 | どろぼう |
マシン20 | くさわけ |
マシン25 | からげんき |
マシン28 | じならし |
マシン31 | メタルクロー |
マシン36 | がんせきふうじ |
マシン39 | ローキック |
マシン43 | なげつける |
マシン47 | こらえる |
マシン49 | にほんばれ |
マシン50 | あまごい |
マシン58 | かわらわり |
マシン59 | しねんのずつき |
マシン60 | とんぼがえり |
マシン61 | シャドークロー |
マシン64 | ビルドアップ |
マシン66 | のしかかり |
マシン70 | ねごと |
マシン71 | タネばくだん |
マシン84 | じだんだ |
マシン86 | いわなだれ |
マシン88 | つるぎのまい |
マシン99 | アイアンヘッド |
マシン102 | ダストシュート |
マシン103 | みがわり |
マシン124 | アイススピナー |
マシン127 | じゃれつく |
マシン129 | めいそう |
マシン134 | きしかいせい |
マシン149 | じしん |
マシン152 | ギガインパクト |
マシン163 | はかいこうせん |
マシン171 | テラバースト |
たまご技 | うたう |
たまご技 | あまえる |
たまご技 | ねがいごと |
たまご技 | ばかぢから |
たまご技 | じゃれつく |
ノーマルタイプ技はもちろん、草・格闘・悪・毒・氷・フェアリー・地面・ゴースト・エスパー・岩など、かなり幅広い技範囲を持っています。
また、こんな小さくて可愛らしい見た目なのに、地面技最強格のじしんを覚えます。
ネッコアラ特殊アタッカー受けverの型
型の概要
基本Aに努力値全振り、残りは特殊防御方面に振ります。
脆い物理耐久に振ることも検討しましたが、特殊受け前提のため特殊防御方面を固くします。
テラスタイプはフェアリーにしています。物理アタッカーだと受けきれませんが、弱点の格闘タイプに少しでも抗えるようにしています(笑)
持ち物はとつげきチョッキ確定です。
安定して特殊アタッカーへの受け出しが可能になります。
技はふいうち、じしんは確定、残りはパーティに併せて変更するのがおすすめです。
ふいうちは、相手のHPが少しだけ残ってしまったときに先制で攻撃できる貴重な技なので絶対採用。
じしんは、鋼タイプのポケモンへの打点として必須です。特にヒードランやサーフゴーへの打点として超有効です!
私はテツノツツミへの打点としてウッドハンマー、苦手な格闘タイプケアでじゃれつくを採用しています。
ウッドハンマー枠は、ハバタクカミをケアするのであればアイアンヘッドを採用するのもありかと思います。
サイクルよりのパーティならとんぼがえりを入れるのもおすすめ!
使いたい技が多すぎて困る!
立ち回り
基本は特殊アタッカーとの対面ができた時、奇襲をしかけるという考え方です。
相手の手持ちを見て、パオジアンやウーラオスなど、素早さが早めの物理アタッカーがいた場合は、初手で出されて無双されないよう控えで選出します。
テツノツツミやハバタクカミのように、初手で特殊攻撃をぶっ放してくるポケモンがいた場合には、控えに物理受けを置いた上で初手ネッコアラを出します。
例① 対テツノツツミ
テツノツツミとの対面。
一般的なブーストエナジー持ちの型であれば、ネッコアラがマイナー過ぎて
こいつは何をしてくるんだ
と警戒されるので、たいてい身代わりを張ってきます。
こちらはなるべく身代わりを残さないよう攻撃で身代わりを壊していきます。
すると、みがわりを張り続けてもHPが削れるだけなので、相手はみがわりを張らずにハイドロポンプやフリーズドライで攻めてくることが多いです。
その隙に効果抜群のウッドハンマーで相手を大幅に削ります。
ちなみに、仮に相手のHPが少し残ったとしても、次にふいうちで倒せます。
例② 対サーフゴー
補助技を警戒されるのか、サーフゴーはネッコアラを選出しているときに出されやすいポケモンです。
サーフゴーに対してはじしん+ふいうちで大抵は倒すことが可能です。
まずはサーフゴーの攻撃を受けてからじしんで削ります。
耐久無振りのサーフゴーであっても1発で倒すことはできないので、相手がこだわってそうならその後ふいうちで倒します。
HD特化ネッコアラの可能性
全くAに努力値を振らず、HD特化にしたネッコアラも育成しました。
これは、特殊アタッカーの攻撃を余裕で耐え、対面操作を行うことを目的としていました。
そのため、技構成もじゃれつくをとんぼがえりに変更し運用してみました。
ただ、間違いなく受け出し性能はHD特化ネッコアラの方が安定しました・・・(笑)
火力があまりにも低いこと、またとつげきチョッキ持ちにすると回復技(ねがいごと)を使用できないので、正直Aに努力値を振ったネッコアラより使いにくかったです。
特殊受け+反撃型ならA特化、単純に受けまわしを優先するならHD特化+ねがいごと+たべのこしなどが使いやすいかもしれないですね。
まとめ
実際今の環境では物理アタッカーが多く、またネッコアラは物理耐久ペラペラなので、毎試合活躍させてあげることがなかなか難しいのですが、特殊アタッカーに対しては受け出しが効くので、特殊受けを探している方は一度お試しいただきたいです!