電気石の巌窟をウロウロしていたら、たまたま見つけた色違いのマイナン!
せっかくなのでマイナンをシングルバトルで使ってみたいと思い、後続起点作成型のマイナンを入れたパーティで早速シングルバトルに潜っていました。
マイナン選出縛りでランクバトルに潜っていたのですが、下記はシーズン初日ですが…
マイナンで意外と大暴れ・・・・!
とはいっても、マイナンがアタッカーとして活躍したというわけではなく、後続のアタッカーのサポートを非常によく頑張ってくれたという感じです!
そこで今回はその時のマイナンの型を備忘録に残しておきます!
マイナンの概要
マイナンとは
マイナンは第三世代のルビー、サファイア時代から登場したポケモンです。
ピカチュウに似たポケモン、いわゆる偽ピカ枠として初めてシリーズに登場したのが、このマイナンとプラスルです。
SVの偽ピカ枠は他にパチリス、デデンネ、モルペコがいますね。
今作の藍の円盤から解禁されましたが、タロちゃんとの初戦のダブルバトルで1番初めに出てきたのも印象的です。
分類がおうえんポケモンということで、多彩な技を覚えることができます。
マイナンが覚える有用な技としては、アンコール、ほっぺすりすり、いかりのまえば、すりかえなどが使えそうな印象です。
マイナンの種族値や特性
種族値
HP60, A40, B50, C75, D90, S95
決して高くない種族値ですが、意外とDとSが高いです。
Sはウーラオス(S97)より少し低いのですが、相手が最速でない限りはマイナンで上をとることも可能です。
また、こだいかっせい/クォークチャージ発動後のハバタクカミやテツノツツミに対しては、ほっぺすりすりなどで麻痺にすることにより、次のターン上から攻撃を仕掛けることも可能です。
ちなみにSはレックウザやキュレムと同じと考えるとなんか強そうに見えませんか?笑
特性
●通常特性:マイナス(場に特性プラスかマイナスのポケモンがいると Cが1.5倍になる)
●夢特性:ちくでん(電気技を受けるとHPが4分の1回復)
通常特性は基本ダブルバトル用、夢特性はシングルバトルでも使いやすい特性になっています。
ちくでんであれば、電気技を打ってきそうな相手に対しての後出しが効くので、手持ちのポケモンが電気技の通りがいい場合に有用と思います。
起点作成型マイナンの型
努力値、持ち物、技構成など
特性
電気技を基本無効化するちくでんにしています。
マイナスはシングルバトルだとほぼ死に特性なので、ちくでん一択でいいかなと思います。
努力値
できるだけ多くの敵に対して上から動けるようにするためようき(C↓S↑)最速、残りは動ける回数を増やせるよう種族値的に心許ないBに降っています。
がむしゃらはHPが低いほど強い技なので、がむしゃらを決めることを大前提とするならいっそのこと耐久には降らずにASぶっぱでもありかなとは思っています。
持ち物
きあいのタスキで確定です。
耐久がペラペラなのと、がむしゃらでの大ダメージを狙うためです。
Dは比較的高いので、ハバタクカミなどの攻撃も一発は耐えるのですが、物理は努力値を振ってもきついケースが多いので、きあいのタスキ以外は少し難しいかなという気がします。
技構成
ほっぺすりすり…確定技です。相手に少しのダメージをあたえつつ100%麻痺が強いです。
がむしゃら…自分のHPと相手のHPを同じにする技です。これはマイナンの低耐久を活かし、大ダメージを受けてから相手に大幅ダメージを与えるという想定をしています。
アンコール…直前に相手が出した技を3ターンの間その技で縛ることができるのが強いです。ほっぺすりすりで相手を麻痺にさせた後、上からアンコールで技を縛り、後続の積みの起点にすることができます。
あまえる(自由枠)…これは相手が物理アタッカーだったときにAを2段階下げ後続サポートをする想定で採用しています。この枠は自由枠でいいかなと。
他候補としてはボルトチェンジやいかりのまえば、後続サポートではなく相手の1体を確実に倒す想定であればでんこうせっかもありだと思います。
立ち回り
基本は初手投げで後続アタッカーをサポート
初手に投げ、基本は下記のフローです。
まずは相手にほっぺすりすりが通るかどうかで動きを決めています。
通るならほっぺすりすり、通らない場合には基本相手が物理/特殊どちらよりのポケモンなのかで行動を決めることが多いです。
電気タイプや地面タイプにはほっぺすりすりは通りませんし、特性りんぷんや持ち物がおんみつマントのポケモンに対しては無効となってしまうので注意です。
ほっぺすりすりで相手を麻痺にさえしてしまえば、マイナンはだいたい上をとれるので、そこからがむしゃらかアンコールを打つかを決めるという感じです。
私はマイナンと破壊神炎オーガポンのタッグでランクバトルに潜っていたので、そのときの一例を紹介します。
オニシズクモ(マイナンより遅い)との対面、まずは様子見もかねてほっぺすりすりをします。
この時ねばねばねっとを巻いてくるのかなと思ったのですが、アクアブレイクでオニシズクモは攻めてきました。
ここでねばねばネットなどの補助技を相手が使ってきた場合には、アンコールで技を縛り、そのまま後続につなぐ、または交換読みでほっぺすりすりをします。
そのためマイナンはほぼ瀕死状態なのですが、ここで活きるのががむしゃらです。
その後オニシズクモはマイナンをそのままアクアブレイクで倒してくれたので、無傷で後続のオーガポンを召喚。
相手の残りHPが低いことをいいことに、くさわけでSを上げながら倒してしまいます。
その後は破壊神炎オーガポンにすべてを焼き払っていただきます。
2番手で後続として控えさせる場合には、相手のステルスロック撒き要員に注意
これはタスキが潰れると動き辛さが3倍くらいになるためです。
最速にすることで大抵のポケモンの上を取りやすくなりますが、現環境のポケモンはS130族以上のポケモンがたくさんいますし、カイリューの代名詞のしんそくのような先生技も大量です。
実際Dは比較的高いので、意外とハバタクカミやテツノツツミの特殊攻撃はタスキなしでも1発は耐えるのですが、物理技には滅法弱いです。
そのため、ステルスロックを撒いてきそうなポケモンが相手の手持ちにいる場合には、極力初手、またはもう選出しないほうが無難です。
マイナンでサポートするポケモン候補
このマイナンの相方としておすすめなのは、基本的に積みアタッカーです。
上述しましたが、私はくさわけで素早さを上げ、その凄まじい火力で全抜きをはかる炎オーガポンを後続として運用していました。
また、がむしゃらでHPに削りを入れることも考慮すると、特性じしんかじょうや、とどめばりのように、相手を倒すことで自信のステータスを上げることができるポケモンとは特に相性が良いなと感じています。
ちくでんとの補完性も鑑みると、アクアステップでSを上げつつ、相手を倒してじしんかじょうを発動させることができるウェーニバルもおすすめです。
がむしゃらでの削りではなく、麻痺やあまえるでのAダウンを利用する場合には、私はよくHB特化わるだくみ搭載サーフゴーを後続に控えさせてました。
まとめ
今回は青の円盤でウルトラサンムーン以来に解禁されたマイナンを使って、シングルバトルに潜ってきました!
使ってみて感じたのは、サポートをしてあげることでより強くなる単体性能の高い積みアタッカーを控えに入れると、マイナンのサポートがより活きるということです。
その種族値の低さからあまり対戦で使ってみようという気持ちが湧きにくいポケモンではあると思うのですが、この備忘録を読み気になった方は是非一度使ってみてくださいね!
また、青の円盤からがむしゃらの技マシンが解禁され、マイナーポケモンも活かしやすくなりそうな気配がありますね。
マイナーポケモンの可能性をめぐり、今年も頑張ります😆