これまで何回かムウマの対戦での型を本サイトでもご紹介してきたのですが、最近ふと思うことがありました。
ムウマをハバタクカミのような特殊アタッカーとして運用できないだろうか…。
下記記事にて徹底比較した通り、ムウマとハバタクカミの種族値のバランスは似たような感じなのですが、特殊・特防・素早さはハバタクカミが圧勝です。
また、現環境ではムウマより特攻も高く素早いポケモンがたくさんいるため、最速にしても高速アタッカーとしての運用は少し厳しいところもあります。
しかし、それでも他のポケモンでサポートすれば全然太刀打ちできないわけではない!
というわけで、今回はアタッカームウマ軸で組んだゴースト統一パをご紹介しようと思います。
ちなみに著者がいつか使いたいと思っていた、ジュペッタとフワライドをムウマと共に軸にしています♪
※今回はカジュアルバトルで潜っております!
アタッカームウマ軸のゴースト統一パーティ
構築
緑の自由枠は著者が最適解を今も模索中というところです。
確定枠(ピンク)が苦手とする相手を牽制できるメンバーにできたら良いかもしれません。
このパーティ構築のメインテーマ
ずばり、今回のパーティのテーマは「攻撃をよけて一方的にムウマの火力で押し切る!」です。
耐久にがっつり努力値を振り、しんかのきせきを持たせたムウマはめちゃくちゃ固いです。
どんな攻撃も1発は必ず耐えるようなポテンシャルがあります。
しかし、アタッカーにするとなると、特攻と素早さに努力値を振りたく、耐久に努力値をあまり割けないため、受けが利かなくなってしまいます。
一撃でムウマは倒れやすくなります。
つまり、
攻撃をよけることができれば、ムウマのアタッカーチャンスもできるわけです!
そのため、いかにフワライドで回避率を上げバトンができるかにかかっている構築となっております。
要するに運ゲーです。
立ち回り方
※自由枠ではなく、確定採用枠の4匹でどう立ち回ったかを書いています。
①ハバタクカミでおきみやげ or ジュペッタでこうこうのしっぽトリック
先発はハバタクカミかジュペッタにします。
ハバタクカミ選出の場合は、まず相手の1体目だけは狩る!という意気込みで攻めます。
初手で物理アタッカーが選出されていた場合は、即行おきみやげで相手の能力を下げながら自主退場します。
ジュペッタ選出の場合は、相手の先発の持ち物を見て叩き落とすかこうこうのしっぽをトリックで押し付けてから「のろい」で自主退場します。
おにびは相手が物理アタッカーの場合に、こうこうのしっぽを押し付けてから打ちます。
②フワライドでひたすら小さくなる
ハバタクカミかジュペッタで起点作成後、ひたすら小さくなります。
③ムウマで悪巧みをして攻める
回避率がMaxになった段階でムウマに交代し、悪巧みをして特攻を上げてから攻めます。
アタッカームウマは実際強いのか?
結論、サポート型のポケモンと組み合わせることで十分戦えます!
しかし、決して強いわけではありません(笑)!
強かった点
①実はサーフゴーより素早さが速い
ムウマのS種族値は85ですが、サーフゴーは84です。
つまり、最速にすればゴースト統一の天敵ともいえるサーフゴーの上を取ってシャドーボールを打ち込めるのが強いです。
②純粋に「ちいさくなる+バトンタッチ」が強い
今回のパーティのテーマですが、相手に「ほえる」「ふきとばし」のような強制退場技や「ドゲザン」「トリックフラワー」のような必中技がなければ、相手を積ませることもできました。
今回の構築で著者自身初めてちいさくなるフワライドを育成しましたが、想像以上にえぐかったです。
皆さん今までこんな超害悪ポケモン使用していたのか…と冷や汗をかきました。。。
フワライドのサポートもあり、ムウマでも攻撃をかわしながらアタッカーに従事することができたので、個人的に満足しています。
弱かった点
①カバやドゲザに弱い
フワライドが手持ちにいる時点でまず「ちいさくなる」を警戒されるのか、ふきとばし持ちのカバルドンや、ドゲザン持ちのドドゲザンがかなり選出されます。
ふきとばされると当然回避率をバトンすることもできないので、残り2枠にカバルドン対策のポケモンを入れることは検討必須です。
ちなみに著者は、特性「かぜのり」のアノホラグサをカバルドン対策に検討していました。しかし、アノホラグサの特性が特徴的であることもあり、せっかくアノホラグサ・カバルドンの対面ができても即行カバルドンが手持ちに引っ込められてしまいました。。
ちなみに、ドドゲザンに対しては、フワライドで対面できた際はテラスタルを切る+「ちからをすいとる」でなんとかなることもあります。
②ムウマの火力はそこまで高くない
特攻種族値は85なので、決して高くありません。
実際、特攻4段階上昇時にモロバレル対面になりシャドーボールを打った際、モロバレルにミリで耐えられました…。
始め「いのちのたま」を持たせて運用していたのですが、それでも必ず「わるだくみ」を1回は積むすきが必要でした。
みがわりを残した状態でバトンできたときは安心なのですが、みがわりが残らなかった時は
次の攻撃をよけられますように…!!!
といつもお祈りをしていました。
ちいさくなる戦法は運に頼った戦法ということはお忘れなく!
まとめ
今回はムウマへの愛で試してみたアタッカー型でした。
サポートは必須ですが、逆にサポートがあればこんな型のムウマでも活躍の場はあるということです。
自分の好きなポケモンのおもしろい型を、どんなサポート型ポケモンと組み合わせることでパワーを発揮できるか考えるのもポケモン対戦の醍醐味ですよね。
もしご興味持たれた方がいらしたら是非試してみてください。