おかえり!キュウコン!
ずーーっと対戦で共に戦えるのを楽しみにしていたので、碧の仮面の序盤草むらでロコンがいた時にはかなりテンション上がりました!
というわけで、早速剣盾時代を共にしたキュウコンまでもをポケモンホームを利用しSVに送付、対戦を始めてみようと思いカジュアルバトルに潜ってきました。
剣盾時代は、ザシアンに抗うために悪だくみ積みアタッカーエース型を使用しており、まずはこの個体を剣盾時代と全く同じ技構成と持ち物にして挑んでみたのですが…
結果ボロ負け、、笑
そもそもダイマックス前提の型でもあったので、パルデアの地ではなかなか難しく・・・
ただ、今作で覚える技なども調べつつ、アタッカーではなくサポート型としての起用にシフトしてみたのですが、これが結構大活躍!!
今回紹介するサポート型は、主に3つの役割を兼ねています。
- 後続積みエースのサポート
- 晴れパ起動
- 受けポケモンの技を固定しつつ無力化
特に特性ひでりを利用した晴れパ起動要因としての活躍がとても良く、使い心地良かったです!
今回は帰ってきたキュウコンの概要に加え、その晴れパのサポート型をご紹介できればと思います。
キュウコンの概要
キュウコンのタイプ・種族値・特性
種族値だけを見ると、そこまで突出したものはなく、特防・素早さがそこそこの数値があるという感じです。
特性に関しては、夢特性のひでりが強く、これはSV内定ポケモンだけでいうと、キュウコンのほかにコータスとグラードンしかいません。
レギュレーションE(10月~)の環境で、貴重な晴れパ要員としてキュウコンも採用される可能性が非常に高いです。
今はパラドックスポケモンのこだいかっせい(にほんばれ状態の時に自身の一番高い能力が上がる)を活かすため、一定数環境にはコータスがいる気がします。
覚えられる技
先に言っておきますが、今作でだいぶキュウコンは強化されています。
レベル・技マシン | 技名 |
思い出し | かなしばり |
思い出し | ひのこ |
思い出し | ほのおのうず |
思い出し | あやしいひかり |
思い出し | だいもんじ |
思い出し | うらみ |
思い出し | しんぴのまもり |
思い出し | おにび |
思い出し | ふういん |
思い出し | じんつうりき |
思い出し | わるだくみ |
思い出し | やきつくす |
思い出し | れんごく |
基本 | でんこうせっか |
基本 | かえんほうしゃ |
基本 | しっぽをふる |
マシン01 | とっしん |
マシン02 | あまえる |
マシン03 | うそなき |
マシン04 | こうそくいどう |
マシン07 | まもる |
マシン17 | あやしいひかり |
マシン24 | ほのおのうず |
マシン25 | からげんき |
マシン29 | たたりめ |
マシン30 | バークアウト |
マシン32 | スピードスター |
マシン38 | ニトロチャージ |
マシン41 | アシストパワー |
マシン42 | ナイトヘッド |
マシン47 | こらえる |
マシン49 | にほんばれ |
マシン54 | サイコショック |
マシン55 | あなをほる |
マシン59 | しねんのずつき |
マシン62 | イカサマ |
マシン66 | のしかかり |
マシン70 | ねごと |
マシン85 | ねむる |
マシン92 | ふういん |
マシン94 | あくのはどう |
マシン103 | みがわり |
マシン107 | おにび |
マシン114 | シャドーボール |
マシン118 | ねっぷう |
マシン119 | エナジーボール |
マシン122 | アンコール |
マシン125 | かえんほうしゃ |
マシン129 | めいそう |
マシン130 | てだすけ |
マシン132 | バトンタッチ |
マシン140 | わるだくみ |
マシン141 | だいもんじ |
マシン152 | ギガインパクト |
マシン157 | オーバーヒート |
マシン163 | はかいこうせん |
マシン165 | フレアドライブ |
マシン168 | ソーラービーム |
マシン171 | テラバースト |
マシン172 | ほえる |
マシン177 | うらみ |
マシン193 | ウェザーボール |
マシン195 | しっとのほのお |
たまご技 | ほえる |
たまご技 | さいみんじゅつ |
たまご技 | じたばた |
たまご技 | おきみやげ |
たまご技 | とおぼえ |
たまご技 | いやしのねがい |
たまご技 | ニトロチャージ |
たまご技 | つぶらなひとみ |
攻撃技で言うと、相手の特攻を1段階下げることができるバークアウトを習得したのが大きいのではないかなと思っています。
もともとおにび・つぶらなひとみなど攻撃力を下げる技は覚えられるのですが、相手の特攻を下げる技は持ち合わせていなかったので、サポート型としてより活躍しやすくなったと思います。
また、キュウコンは特攻種族値は決して高いわけではないものの、炎技の火力は夢特性のひでりと合わさりそこそこの火力が出ます。
タイプ一致補正1.5 ×ひでり補正1.5 の倍率が合わさるので、テラスタルをしなくても実質炎テラスタルをした状態で炎技を打っているような感じです。
また、キュウコンはもともと剣盾の頃から覚える補助技が多彩でした。
おにび・かなしばり・アンコール・おきみやげなどといった補助技に加え、今作ではバトンタッチといやしのねがいも習得しました。
今回の記事では新規習得技は使用しないのですが、試してみる価値ありそうだなと思っていますので、次期改めその記事も更新しようかと思っています!
キュウコン好きがお勧めするキュウコンの型
特性
今回晴れパ起動要員を兼ねているので「ひでり」一択です。
もし後続のポケモンが炎技が弱点の場合は、もらいびのキュウコンでもいいかも。
性格・努力値
性格はA↓B↑のずぶとい補正にしています。
努力値はBに最大まで振り、残りはSに最速キノガッサ(S70)を抜けるラインを確保し、残りはHPに振っています。
キノガッサの上からオーバーヒートを打ち脱出パックで退場、きのこのほうしを無効化できる草タイプのポケモン(リーフィアやドレディアのような「ようりょくそ」持ち等)と交代して、眠り状態にならないようにするということを想定しています。
技構成
- オーバーヒート:後述脱出パックを持たせているので、ひでりターンを無駄にしないようすぐに後ろに引きたいときはオーバーヒートを打ち、追加効果でC2段階下がるので、それと同時に後続と交代を想定しています。
- おにび:対物理アタッカー用。ちなみに特性ひでりのおかげで、水ウーラオスのハチマキすいりゅうれんだも確定で1回(3発)は耐えます。舐めて突っ張ってきた水ウーラオスにやけどを入れることも可能です。
- アンコール:キュウコンは無振りでもそこそこS種族値が速いので、大抵の受けポケモンやサポート型のポケモンに対しては上から行動が可能です。ステルスロックやみがわりなど打ってくる相手を上からアンコールで技固定、相手は交代してくるケースが多いのでその隙にこちらもオーバーヒートで脱出しつつ交代して攻めます。
- ほのおのうず:初手から補助技を打ってきそうな耐久型については、アンコールで技を縛る前にほのおのうずでバインド状態にし逃げられないようにします。場合によってはバインド状態が切れるまでキュウコンで居座りちょっとずつ削りつつ、バインドが切れた段階で後続への負荷としておにびやオーバーヒートを打ったりします。
持ち物
脱出パック確定です。
オーバーヒートで場から離れ後続につなぐのが目的なので、外せないです。
また、対面操作という面でも結構役に立ったりします。
キュウコンに対して不利なポケモンを相手が繰り出していた際、大抵キュウコンに有利なポケモンへ交代してきます。
そのためその隙にこっちもオーバーヒートで退場し、相手が出してきたキュウコンに対して有利なポケモンに対して有利なポケモンをこっちが繰り出すという対面操作もできます。
一回しか使用できないアイテムではありますが、その1回の対面操作で以降の動きが変わることが多々あるので、この枠は確定です。
他のもちもの候補としては「あついいわ(晴れターンを8ターンにする)」もいいですが、今回は晴れパ要員というだけではなく対面操作も兼ねているので、脱出パックとしています。
1匹3役のキュウコンの立ち回り。
今回使用したキュウコン入りパーティについて
この立ち回りを述べる際わかりやすいよう、実際私が使っているパーティを下記の通りお見せします。
需要あるかわかりませんが・・・、レンタルパーティで一定期間公開しておりますのでご参考に。
リーフィア:晴れパ物理エース。特性ようりょくそにより晴れ状態だとS2倍になります。晴れ状態じゃないと何もできない型になっています。ただ、キュウコンと組みうまく立ち回れば全抜きができる火力・ポテンシャルがあります。
ハバタクカミ:晴れパ特殊エース。フェアリーテラスタル+こだわりメガネのムーンフォースで押していく、火力ごり押しの型です。
ブーストエナジーではなくにほんばれ状態で発動するこだいかっせいによってS+1になるので、上からロマン火力を押し付けられて気持ちいいです。
カイリュー:もともとキュウコンの弱点の水技や地面技をカバーできて積みアタッカーとして使えそうなポケモンを探していた時に見つけました。カイリューには200種類型があるそうですが、今回はりゅうのまいで積む型です。キュウコンに向けてじしんを打ってきそうな相手がいたら即カイリューへ交代しりゅうのまいを積みます。
ガチグマ(暁):キュウコン・カイリューは岩技が弱点なので、それを半減にできる+火力お化けということから採用しました。CDぶっぱでとつげきチョッキ持たせているんですが、もともとBが高いこともあり、非常に安定します。
オオタチ:次の記事にしようとしている型ですが(笑)、相手の受けポケモンを崩すための要員として採用しています。スカーフを受けポケモンに押し付け、その隙に後続と交代したり、自分で「おかたづけ」してすてみタックルで殴るという型です。
では早速下記にて実際の立ち回りを見てみましょう。
①晴れパ起動要員として。
相手のパーティを見てリーフィアやハバタクカミの通りが良さそうであれば、キュウコンと共に一緒に選出しましょう。
場に出す順番は、晴れ状態必須なので、キュウコン→リーフィアorハバタクカミになります。
基本はオーバーヒート👇
Cが2段階下がるため、そこで脱出パック発動👇
後続のエース登場の流れです。
②後続の積みエースのサポートとして。
このパーティで晴れと関係のない積みアタッカー・カイリューで見ていきます。
対耐久型・サポート型のポケモンの場合、相手の攻撃を見てアンコールして技を縛ってから退場することが多いです。
例えば下記はサケブシッポとの対面。ステルスロックとか撒いてくるイメージが多いのでサケブシッポが動いた後にアンコール。
ステルスロックしか打てなくなるとサケブシッポを引いてくるのが目に見えているので、そのままオーバーヒート。
ガチグマ(暁)はノーマル・地面タイプですが、カイリューとの対面では地面技はまず選択されないので、その隙に鋼テラスタルしてりゅうのまいを積みます。
カイリューは環境使用率が毎度5位以内ということもありいろんな型が存在しますが、りゅうまのまいカイリューははまれば文句なしに強い・・・!
また、明らかな受けポケモン(ドヒドイデとかハピナスとかあの類のポケモン)の場合にはほのおのうずで逃げられなくしてからアンコールをすることもあります。
③受けポケモンの技を固定しつつ相手を無力化する役割として。
ほのおのうず+アンコール・・・いつかのカイリューがめっちゃ使っていた技の並びですが、キュウコンもこの技を両立できるのです。
相手の手持ちを見て受けポケモンがいたらほのおのうずで逃がさないようにしつつ、補助技をアンコールしじわじわと削る戦法です。
カジュアルバトルでもぐっている間、何度かキュウコンはブラッキーとの対面がありました。
大抵のブラッキーは「あくび・まもる・ねがいごと・イカサマ」という技構成な気がします。
お相手のブラッキーが「まもる」をするタイミングでアンコールをし、相手のブラッキーのまもるのPPが切れるまでキュウコンで粘り、あとは後続に任せるという対戦もありました。
まもるのPP切れたあたりでイカサマをしてきたのでキュウコンは倒されてしまったのですが、後続に最強エースのハバタクカミがおり、シャドーボールで押し切って勝ちました。
まとめ
今回は大好きなキュウコンお帰り回ということで、カジュアルバトルで試運転しているキュウコンをご紹介しました。
このパーティ、カジュアルバトルでだいぶ感触が良く、レギュレーションEでも十分戦えるかなとも感じております。
前述の通りキュウコンは補助技がだいぶ豊富なので、いろいろな型を今後試していきたいと思います!