オオタチ、金銀で登場した序盤ポケモンです。
どうながポケモンという名前だけあり、胴が長く、そして手足がめっちゃ短いです。
そしてこの愛らしい見た目・・・可愛すぎて悶絶します・・・笑
オオタチは赤緑で言うとラッタ的なポジションになります。
子供時代、忘れもしないオタチとの出会い、、
金銀は新しい世代ということで、新しいポケモンもたくさん出てくるというワクワクの中、1番初めの草むらで出てきたのがオタチでした。
そんなオオタチは、剣盾時代には内定されておりませんでした。そのためSVで帰ってきたことになります。
序盤ポケモンで対戦では見るイメージがないけど、どういう戦い方ができるの?
と思われる方もいると思いますが、意外と起用に立ち回れるので、私が現在のランクバトルでも使用しているオオタチをご紹介しようと思います。
オオタチの概要
オオタチのタイプ・種族値と、特性「おみとおし」について
種族値は、序盤ポケモンということもあり、悲しいことにあまり高くありません・・・。
ランクバトルでは最近火力推しのポケモンが大量におりますが、それらのポケモンから一発くらうだけで致命傷になるほど低い耐久力です。
なお、対戦で有用なのは夢特性のおみとおしです。
ポケモン対戦では、いかに最後まで自身の情報をなるべく出さず相手の情報を引き出すかがかなり重要なポイントになってきます。
そして、対戦において最も重要と言っても過言ではない「もちもの」・・・。
もちものがわかってしまうと、そのポケモンがどういう型なのか、あらかた目安をつけることができるので、戦いやすくなります。
例えば使用率が高いディンルーで見ていきます。
ディンルーはもちものの採用率としてオボンのみ・たべのこし・とつげきチョッキが多いです。
持ち物がオボンのみ・たべのこしの場合、大抵「ステルスロック+ふきとばし」で相手を削りつつ、きあいのタスキの可能性を潰す型が多く、一方とつげきチョッキ型はそういう補助技は使用できないので対特殊アタッカー意識で耐久に振りつつ、Aにも努力値を割いた型が多いです。
そこで「おみとおし」でどの持ち物を持っているかがわかれば、相手が耐久型で振り回す型なのか、その高耐久+火力で殴ってくるのか判別することができます。
後述しますが、相手が耐久型であればこだわりトリックで機能を停止に追いやることが可能です。
覚えられる技
進化時 | こうそくいどう |
基本 | ひっかく |
基本 | まるくなる |
基本 | でんこうせっか |
基本 | とぐろをまく |
Lv.13 | みだれひっかき |
Lv.17 | てだすけ |
Lv.21 | このゆびとまれ |
Lv.28 | たたきつける |
Lv.32 | ねむる |
Lv.36 | ふいうち |
Lv.42 | ドわすれ |
Lv.46 | バトンタッチ |
Lv.50 | すてみタックル |
Lv.56 | ハイパーボイス |
マシン01 | とっしん |
マシン02 | あまえる |
マシン04 | こうそくいどう |
マシン07 | まもる |
マシン11 | みずのはどう |
マシン18 | どろぼう |
マシン20 | くさわけ |
マシン22 | ひやみず |
マシン23 | チャージビーム |
マシン25 | からげんき |
マシン32 | スピードスター |
マシン43 | なげつける |
マシン47 | こらえる |
マシン49 | にほんばれ |
マシン50 | あまごい |
マシン55 | あなをほる |
マシン58 | かわらわり |
マシン59 | しねんのずつき |
マシン60 | とんぼがえり |
マシン61 | シャドークロー |
マシン66 | のしかかり |
マシン67 | ほのおのパンチ |
マシン68 | かみなりパンチ |
マシン69 | れいとうパンチ |
マシン70 | ねごと |
マシン71 | タネばくだん |
マシン81 | くさむすび |
マシン85 | ねむる |
マシン103 | みがわり |
マシン109 | トリック |
マシン114 | シャドーボール |
マシン117 | ハイパーボイス |
マシン123 | なみのり |
マシン125 | かえんほうしゃ |
マシン126 | 10まんボルト |
マシン127 | じゃれつく |
マシン128 | ドわすれ |
マシン130 | てだすけ |
マシン132 | バトンタッチ |
マシン134 | きしかいせい |
マシン135 | れいとうビーム |
マシン143 | ふぶき |
マシン152 | ギガインパクト |
マシン158 | きあいだま |
マシン163 | はかいこうせん |
マシン166 | かみなり |
マシン168 | ソーラービーム |
マシン171 | テラバースト |
マシン181 | はたきおとす |
マシン183 | いかりのまえば |
マシン191 | さわぐ |
マシン192 | きあいパンチ |
遺伝 | きあいだめ |
遺伝 | きりさく |
遺伝 | きしかいせい |
遺伝 | とっておき |
遺伝 | つぶらなひとみ |
遺伝 | おかたづけ |
ノーマルタイプならではの技のタイプの範囲の広さがあります。
火力はそこまで高くありませんが、今回の新規習得技「おかたづけ」や「とぐろをまく」をうまく使えばそこそこ戦えるようにはなるかなと。
尚、赤字の技が今回の肝です。
SVでオオタチが強化されているのが上述「おかたづけ」。
これはDLC解禁前はイッカネズミしか覚えない技で、AS一段階上昇に加え、場のステルスロック・まきびし・どくびしなども解除するというおまけつきの「りゅうのまい」の上位互換です。
相手の受けを崩すオオタチの型
特性
おみとおし、一択です。この特性により相手の型を判別しつつ、オオタチがどう動くかを考えます。
性格・努力値
ようき(S↑C↓)で、SにMAX努力値を振った最速にしています。
残りの努力値はお好みでという感じではあるのですが、Aに振ったところであまり攻撃する機会もなかったため、BにもMAXまで努力値を振っています。
技構成
今回はこだわりスカーフを押し付け、相手の耐久型・サポート型を崩すというテーマにしています。
- トリック:こだわりアイテムを押し付ける前提なので確定技。
- とんぼがえり:相手がこっちにとって不利な相手だった場合は、とんぼがえりで相手にダメージを少し与えつつ手持ちと交代します。
- すてみタックル:最後一匹オオタチが残ってしまったときに本当になにもできなくなってしまうので、せめてオオタチの覚える技で火力が出る技を・・・と思い、採用(笑) 意外と使う。
- おかたづけ:こだわりスカーフなのになぜおかたづけ採用なのかと思われる方もいると思いますが、この技はこだわりスカーフを相手に押し付けた後に使用します。具体的な使い方は後程。
もちもの
こだわりスカーフで確定です。はちまきでもありかなとはじめは考えたのですが、今の環境のインフレが激しく、オオタチより速いポケモンが大量にいるので、なるべくオオタチが上から動けるようスカーフにしています。
トリック型オオタチの立ち回り
基本は初手投げ。
基本初手投げの起点作成用員です。
オオタチの偉いところが場に出すと相手の持ち物が見えること!
前述の通り、もちものがわかれば相手のポケモンがどういう型なのか推測できます。
たとえ初手投げで一撃で相手にぶっ飛ばされても、相手の持ち物が見れただけでも大きな情報です。
ここで、相手がドオー、ハピナス、ドヒドイデなどの耐久型ポケモンだったり、相手のポケモンの持ち物が耐久型が持ってそうなもの(たべのこしとか)だった場合にはトリックでこだわりスカーフを押しつけます。
こだわりスカーフを押し付けることができたら、相手は次のターンそのまま同じ技で居座るか、補助技でこだわってしまった場合は他のポケモンに交替してきます。
その隙にとんぼがえりなどで後続の積みアタッカーなどに被害の少ない状況で交代します。
相手が場に設置するタイプの技ねばねばネットやステルスロック、まきびしなどを打ってきて、その技で拘らせることができた場合、おかたづけで全てを無かったことにします。
例えばこれはドヒドイデとの対面。
お片付けした際に、相手のポケモンを見てすてみタックルでHPを削るか、とんぼ返りで後続につなぐか、はたまたトリックで持ち物を交換するか決めます。
Aには努力値を降ってないので火力はお察しの通り!(笑)
苦手な相手
・高速&高火力アタッカー
ブーストエナジーで素早さを上げてくるパラドックスポケモンや、オオタチよりSが速くスカーフもちで起用されやすいイーユイなどのポケモンは苦手です。
上から攻撃されて終わってしまいます…。
・強力な先制技持ちポケモン
カイリューのしんそくやハッサムのバレットパンチなんかはとても痛いです。
カイリューのA特化ノーマルテラスタルはちまきしんそくは、防御にMAXまで努力値を振っているので一発は耐えますが、8~9割ほどHPが削れてしまうので、もし対峙した際はおとなしく別のポケモンで対処するが吉です。
まとめ
かわいいだけではない起用なオオタチの立ち回りをご紹介しました。
気づいたらスグリの手持ちから消えていたオオタチではありますが笑、使い方によっては輝けます。
ぜひ皆様もオオタチをランクバトルで使ってみてくださいね!