コダック、第一世代からいるあひるポケモンです。
ポケモン好きでは知らない人はいない、あの増田順一さんの好きなポケモンとしても知られていますね。
最近個人的にがむしゃら戦法にハマっており、がむしゃら(自分のHPと相手のHPを同じにする)を使えてマイナーな良いポケモンいないかなと探していた時に出てきたのがコダックでした。
もともとコダックのこの可愛いアホ面が大好きなのですが、DLCで新しく習得した技の中にがむしゃらが含まれており、なんと先制技も習得していました!
これはコダックを使って対戦していかなくては!
と思い、また、コダックはもともと補助技はある程度使えそうな技も多く覚えるため、今回はその補助技と絡めたコダックのがむしゃら+先制技の型を備忘録に残しておきます。
コダックとは
コダック概要
水単タイプのポケモンで、進化先はゴルダック。
アニポケのカスミの相棒としても昔から知られていて、そのぽけーっとした見た目からも人気がある印象です。
コダックの種族値や特性
種族値: HP50, A52, B48, C65, D50, S55
特性①:しめりけ…場にいるポケモンはじばく・だいばくはつ・ミストバーストが使えなくなる。
特性②:ノーてんき…場にいるポケモンは天候の影響を受けなくなる。
夢特性:すいすい…天候が雨の時に素早さが2倍になる。
種族値は進化前ということもあり全体的に超低めです。合計種族値320です。
特性は3つありますが、ゴルダックに進化させたらすいすいを採用し、雨パで使うというのが有効かなという気がします。
がむしゃらコダックの型
技構成、努力値、持ち物
技構成
がむしゃら…今回のコダックのテーマのため必須枠。耐久がペラペラなので、どんな攻撃を受けてもだいたい大ダメージなので、相手に大きく削りを入れやすいです。
ちなみに過去のがむしゃらシリーズは下記です。
しんくうは…DLCで技マシンが追加された先制格闘技。コダックが覚える唯一の先制技です。がむしゃら後にしんくうはを打ち一体処理します。
アンコール…相手の技を3ターン固定する技。相手が攻撃技ではなく補助技を打ってきたときに選択し、相手の技を固定する目的です。やはりこの技非常に強いので、この枠も外せません。
あくび…コダックをおくびょう最速にした場合、無振り96族までなら上をとることができます。例えばS無振りウーラオス(S97)とは同速、S無振り霊獣ランドロスと最速コダックならコダックが先手をとれます。上をとれる場合、がむしゃらの火力が落ち、アンコールも効かないので、あくびで相手を流したりします。
特性
私はノーてんきを採用しています。
しめりけはあまりにピンポイント過ぎるため却下、すいすいは自分の手持ちが雨パではないときは相手が雨パでないと本領発揮しにくいので却下としました。
ノーてんきにしておけば、場に出したときに特性の発動順でどちらが先手を取れるのかわかるのもポイントです。
個人的にはコダックが上をとれるのかどうかで技選択が変わってくるので、ノーてんきが一番かなと思います。
努力値
おくびょう最速CSぶっぱであまりの努力値はどこにも振らないようにしています。
Cは少しでもしんくうはのダメージを大きくするため、Sはできるだけ多くの相手の上を取れるようにするためです。
ちなみに、個体値についてはHP/A/B/Dはダメかもやまぁまぁなど、低いものにするのがおすすめです。
すべてはがむしゃらの威力を上げるためです。
立ち回り
基本は初手投げ
初手に投げて下記パターンが多いです。
①相手よりSが負けていそうだと感じたらまず、がむしゃら
例えばS種族値110のオーガポン、コダックのSが勝つことは基本ありません。そのため初手からがむしゃらを打ちます。
お相手は草技で効果抜群のウッドホーンを打ってきましたが、きあいのタスキで一発耐えます。そしてがむしゃらです。
大幅に削ることができればしんくうはで倒すことができます。
何回もこのコダックと対戦していて思ったのが、たいていの人はなぜか先制技ケアでここでポケモンを交代してこないということ。コダックの先制技を知らないか想定外なのかなんなのか、しんくうはがめちゃくちゃ通りやすかったです。
②相手より早く動けそうならあくびから。
下記あるセグレイブとの対面。最速コダックはセグレイブを抜けることもあり、まずはあくびで眠気を誘います。
相手はこのときじしんを打ってきたので、コダックはきあいのタスキ発動までHPが削られます。
ラムのみなどを持っていない場合相手は後続と交代することが多いので、それを狙ってがむしゃらします。このときお相手はヤドランと交代してきたので、ヤドランをHP1まで追い込むことができました。
さすがにHP1であればコダックのこころもとない先制技でも倒せるので、迷わずしんくうは。これでヤドラン処理完了です。
③補助技を打ってきた相手にはアンコール
例えば下記はハッサム対面。最速コダックの方が早いので、まずは様子見をかねてあくびをしたところ、相手はつるぎのまいを選択していました。
ハッサムといえばとんぼがえりのイメージがあるので、ここはあくび解除のため素引きではなくとんぼがえりで手持ちに戻ると想定し、すかさずアンコール。
想定通り居座っていたので、相手は眠り、そのままこちらも後続の積みアタッカーと交代していきます。
苦手な相手
ゴーストタイプに対してはあくびとアンコールしかできないので、がむしゃらで削り、しんくうはで倒すというムーブができなくなってしまうので苦手です。
特に補助技を全て無効化するサーフゴーに対しては本当に何もできません。サーフゴーがゴースト以外のテラスタルを切ってくれればがむしゃらが通るのですが、基本はサーフゴーと対面させないようにするのが得策です。
まとめ
コダックをこれまで対戦で使ったことがなかったので、今回コダックをこのような形で活躍させてあげられたのは個人的にはとてもうれしかったです。
マイナーがゆえ、相手目線だとコダックの行動が読めないのもGood ポイントだったかなと。
他にも相手に読まれにくいがむしゃら使いのマイナーポケモンを模索中です。
気になるがむしゃら使いがいれば是非教えていただけると嬉しいです。